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半日先までの積乱雲危険度予測情報 防災科研など研究Gが開発開始

防災科学技術研究所(防災科研)、Ⅰ-レジリエンス㈱および㈱中電シーティーアイは、九州経済連合会などと連携し、減災行動に結び付く半日先までの積乱雲危険度予測情報を提供するために必要な研究開発・実証実験を実施する。

研究グループは国と協力して、内閣府の研究成果である防災予測と防災科研が生み出した落雷・突風などを予測する機能を統合して、半日先までをピンポイントで推測できる「積乱雲ハザード予測情報」を開発する。

さらに、それを基に積乱雲危険度予測手法の高度化と精度向上を進めて積乱雲危険度予測情報の配信に関する実証実験を行い、九州地方の情報をリアルタイムで発信していく。

研究グループは「頻発する積乱雲マルチハザードによる人的被害や年間2000億円以上と推定される経済被害等の低減・防止に貢献していく」と意気込んでいる。