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地震予報の「ブレイン」 クラウドファンティングでゆれズバの認知向上

能登半島地震を予報した昨年1月1日のゆれズバ画面

地震予測の「ブレイン」は今月14日から、地震予報サービスの品質向上と普及展開のために、インターネットでクラウドファンティング(CF)を開始した。3月14日までで、目標金額は100万円だ。

ブレインは地震予知アプリ「ゆれズバ」を展開している。3種類の地震の前兆を観測することで、災害を予知して震度5弱以上の地震的中率は94%を誇る。

寄付金はCFサイト「READYFOR」(https://readyfor.jp/projects/earthquake-yurezuba)で受け付けている。リターンとして「実用!地震防災対策ガイドライン」が用意されているという。金額は講演会の開催や学会発表、広報活動による社会認知の向上に利用される予定だ。

内山義英代表は「能登半島地震を予報したが500人余りの命を救うことはできなかった」とし「アプリの改良と国民への普及を促進したい」と訴えている。