東北大学と住友ベークライトは来月1日から、両者の研究施設「住友ベークライト×東北大学次世代半導体向け素材・プロセス共創研究所」を青葉山キャンパス(仙台市)に設立する。パワーデバイスや人工知能(AI)関連デバイスの研究から社会実装まで行い、社会に貢献するとしている。設置期間は約3年間。
東北大は大学内に企業拠点を設ける「共創研究所」制度を設けている。これは研究や人材育成、東北大発ベンチャー連携と企業の連携などを促す取り組みで、新たな研究所はこの制度を用いて設立された。
共創研究所では、次世代パワーモジュールの研究や半導体、新規研究テーマの探索などが実施される予定。同キャンパスのレジリエント社会構築イノベーションセンターに設置する。