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新種の藻「ボルボックス・ビワコエンシス」を発見 古代湖から世界初 国立環境研究所

ボルボックス・ビワコエンシス、ホームページより

国立環境研究所(茨城県)は、琵琶湖の自ら新種の藻「ボルボックス・ビワコエンシス」を発見した。琵琶湖のように100万年以上存在する古代湖から新しい生物が発見されるのは、世界で初めてだという。

ビワコエンシスはこれまで報告されていたボルボックスとは異なる新規系統だという。これまでも研究されてきた中で、未発見であったことは限られた水域で、特定の時期にのみ出現する種である可能性を示唆しているという。

研究グループは「本種の発見は、琵琶湖の生態系の保全や再生、水質管理の推進する」とし「ビワコエンシスの培養株を国立環境研究所の保存施設で保管し、世界中の研究者がいつでも研究できるようにする」とコメントしている。