理化学研究所と富士通は19日、スーパーコンピューターの富岳が処理速度の国際ランキング「HPCG」で10年連続1位を獲得したと発表した。高速なコンピューターを評価する「TOP500」では6位、演算処理を評価する「HPL-MxP」で4位であった。
これらのランキングは高性能計算技術の国際会議「SC24」で発表される。両者は「シミュレーションによる社会的課題の解決や AI (人工知能)開発および情報の流通・処理に関する技術開発を加速するためのインフラの役割を富岳が発揮できることを実証している」と評価している。