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森ビルと慶応大 社会人の心身の健康情報を収集 新たな提言やサービスに役立てる

慶応義塾大学

慶応義塾大学と森ビルは14日、共同研究講座の一環の研究で「働く人の心身の健康やウェルビーイングに資するデータベース構築」を始めたと発表した。都心で働くビジネスマンの心理・身体的健康情報を収集して、健康づくりの社会的提言やヘルスケアサービスの開発につなげていくという。

研究では麻布台ヒルズ(東京都港区)に入居する企業24社に従業員を対象に、80項目のウェブアンケートと健康診断結果の提出を要望する。得られたデータを基に心と体の健康と働く環境の関連性を横断的に解析するとしている。

慶応大の岸本泰士郎特任教授は「共通の問題意識や志を有する、たくさんの企業様の協力を得ることでき、この研究を開始することができた」とし「研究を通じて得られる成果を還元し、心身の健康が育まれるコミュニティの構築を目指す」とコメントしている。