左から)笠原一希、小根山慶汰 、伊藤嵩琉
三友堂病院の笠原一希と新潟医療福祉大学の小根山慶汰、伊藤嵩琉ら5人の研究グループは13日、激しい運動後に円筒状の器具で筋肉をマッサージする「フォームローリング」を行うことで、効率的に筋疲労を回復できると発表している。
グループは運動直後のフォームローリングが、筋疲労の指標である「血中乳酸上昇」からの回復に及ぼす効果を検証した。成人18人が疲労困ぱいになるまで運動した後で4分間のフォームローリングを試みた。
その結果、血中乳酸はフォームローリングをしていた人が、そうでなかった人と比べて低下した。その割合が大きいほど、認知機能の回復とも大きく関連していたという。