博報堂のこども研究所は5日、全国の小中学生を対象に「家族」をテーマとして行ったアンケートの結果を発表した。「家族仲が良い」と感じている生徒は9割に上り、スマートフォンの所持率は約7割を超えていた。
家族仲を聞くと「仲が良い」は94.2%。「仲が良くない」は2.3%だった。家庭での会話内容は「学校であったこと」が最多。2番目は「自分の友達のこと」だった。次に父とは「家族の予定やおでかけ先のこと」が続き、母とは「学校の先生のこと」となっている。
情報端末について尋ねると、スマートフォンの所持率は約7割。小学生はおよそ5割、中学生では8割を超えた。家族との使い方について、所持者のうち6割強が「メッセージアプリで個別に連絡を取り合う」、半数が「メッセージアプリで家族と写真をシェアし合う」だった。
調査は今年9月、全国の小学4年~中学3年を対象に実施。全国の子どもと保護者600組にインターネットでアンケートを行った。