東京医科歯科大学
東京医科歯科大学と医療機器大手の日本光電は26日、医療情報要約ツールの産学連携研究の実施を発表した。ケアの品質向上や負担軽減、医療ミスの低減につなげる。
集中治療室(ICU)で使う医療情報要約ツールの開発を目指す。近年、医療機器が高度化する中で、複数データを統合する難易度は増しているという。臨床補助を目的とした要約ツールの需要が高まっている。
両者は「共同研究の成果は、情報把握の効率化や見逃されやすい病変の予兆の発見などを通して、患者ケアの質の向上と業務効率化へ貢献することが期待できる」とコメントしている。