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JAL、搭乗方法を11日から変更 機内混雑を緩和する研究を東工大と実施

東京工業大学

東京工業大学と日本航空(JAL)は11日、共同研究により機内の通路が2本あるワイドボディ機材でより混雑緩和が見込まれる搭乗方法が明らかになったと発表した。今後JALでは搭乗する5グループのうち、最後のグループを廃止。空港と飛行機をつなぐ「ボーティングブリッジ」の活用方法も変更する。

研究では機内に設置した360度カメラにより搭乗中の乗客の動きを計測し、得られたデータから搭乗シミュレーションモデルを構築した。このモデル上で、複数のシナリオを約1000回試行することで最適な搭乗方法を導いたという。

両者は「今回の研究結果による搭乗方法をワイドボディ機材に導入することにより、現在の搭乗方法に比べ機内混雑が緩和され、所要時間の短縮が期待できる」としている。