筑波大学の国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)とアリナミン製薬は、「疲れと睡眠の関係、および抗疲労成分の効果」の共同研究プロジェクトを9月から開始すると発表している。3年の研究機関を予定し、被験者に運動を孵化した際の疲労と睡眠の関係に着目していく。
IIISは世界トップレベルの睡眠医科学研究拠点であり、これまでレム睡眠を制御する神経機構の解明や睡眠と運動の関係について探ってきた。疲労と睡眠の相互作用については理解されていない点も多いため、抗疲労成分の研究を行うアリナミン製薬と共同研究をすることとなった。
研究は柳沢正史機構長と大藏倫博(おおくらともひろ)教授らのチームが進めていく。両教授は「疲れがどのように睡眠に影響をするのか。よい睡眠につながる疲れの対処法などを解明し、社会実装につなげていく重要なプロジェクトになる」とコメントしている。