ゲームをプレイしている人のイメージ
浜松医科大学と日本大学、大阪大学、高崎経済大学のグループは27日、ビデオゲームがメンタルヘルスと人生満足度を向上させると明らかにした。デジタルメディア政策などで活用できると期待されている。
グループは2020~22年に日本に住む10~69歳の人を対象にオンラインで調査を実施。9万7602件の回答を得ている。
その結果、ニンテンドースイッチとプレイステーション5(PS5)のゲーム機で遊ぶことがメンタルヘルスを改善し、人生の満足度を上げると発見している。さらに、機械学習による分析では、PS5は男性と成人、独身者へのポジティブな影響が特に大きかった。
研究グループは、「2つのゲーム機の影響だけでもゲーム側とユーザー側の属性で影響が異なった」と説明。「デジタルメディアごとの影響の違いを分析することの重要性を強調している」とした。