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河合塾、「PROG白書2024」を刊行 学びぐせの「ある人」と「ない人」の差が社会で拡大

PROG白書

河合塾グループの「ピックアンドミックス」は21日、社会で求められる汎用的な力を測るPROG(プログ)テストの結果をまとめた「PROG白書2024」を刊行している。学生時代に身に付けた学習能力は、社会にでてから実力を伸ばす力につながるという。

PROGテストでは25~40歳の社会人4000人を対象に働き方志向と仕事能力、学び行動について質問調査を行った。知識などから評価する「リテラシー」と経験などから考える「コンピテンシー」の側面から測定した。

白書は大学時代の成績は学びぐせの有無を表していると紹介。それを学生時代に身に付けて評価が高かった人は、その後も自主的に学習し続け、成績が良くなかった人との差をキャリアで大きくしていくとしている。

また、「大学の教育は認知領域であるリテラシーよりも、態度姿勢まで含めた非認知能力であるコンピテンシーの育成に寄与している」とまとめている。