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仕事選びで災害発生を「考慮する」が約7割 備えは「飲料水や食料の貯蔵」が最多 しゅふJOB総研

災害を想定した仕事選びで気になるポイント、しゅふJOB総研より

主婦・主夫層の本音を探る調査機関「しゅふJOB総研」が先月25日~今月1日にかけて、仕事選びのアンケートを実施。仕事選びの際に災害が発生した場合を「考慮する」と答えた回答者は68.8%に上った。

調査はオンラインで行われ、420人の回答を得ている。

災害を想定した仕事選びで気になるポイントは「家と職場の距離の短さ」が最多の82.9%。続いて「通勤時間の短さ」が66.7%、「休みがとりやすい仕事環境」など51.4%となっている。

外出時の災害を想定した備えについて尋ねると「飲料水や食料を貯蔵している」が最も多かった。ほかにも、回答者からは「普段はコンタクトだから眼鏡を携帯している」「モバイルバッテリーを持ち歩いている」といった意見がでていた。

川上敬太朗研究顧問は「災害が起きた際にすぐに帰宅できるなど、家庭の状況に対処しやすいことを重視している様子がうかがえる」と説明。「9月1日の防災の日に災害の発生した職場環境や働き方の選択肢の整備、家庭の備えなど検証してほしい」とコメントしている。