音響XR観戦のイメージ
NTTと日本プロサッカーリーグは27日、オープンイヤー型イヤホンが実現するリアルとバーチャルが融合した活用した新しい観戦方法の実証を行った。イヤホンで音を聞いていても臨場感を損なわずに楽しめるという。
実証ではオープンイヤー型イヤホン「耳スピ」で音声実況を聴いて、耳を塞がずに臨場感と周囲とのコミュニケーションを楽しめる新しい観戦法を生み出した。選手の情報や戦況、戦術をリアルタイムに届け、耳を塞がなくてもクリアに実況が聞こえて、配信遅延も違和感がなかったという。
また、NTTはオープンイヤー型イヤホンを利用したリアル空間の音とバーチャル空間の音を融合させる音響XRの研究開発を進めており、個人に適した配信を実現したという。それぞれの体験者に適切な体験を提供している。
NTTは「音響XRの研究開発につなげNTTグループ会社を通じたサービス展開を検討していく」としている。