NTT東日本
NTTは18日、eスポーツの対戦直前の脳波に勝敗と関わるパターンがあると世界で初めて発見した。このデータは試合結果の高精度な予測にもつながるという。スポーツや医療、教育などの現場で活躍する人の脳状態を最適化させることで、実力向上をさせる成果に向けた大きな一歩だ。
研究ではメンタルゲームの側面が強いeスポーツの格闘ゲームで、選手の脳波を計測をした。理想的な精神状態を調査し、勝敗と強く関わる型があると特定した。脳波を用いて約80%の割合で試合の結果を予測することに成功している。
従来は困難であった、実力が拮抗した試合結果と番狂わせの展開も推測できると示されている。