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岩手県久慈市で白亜紀ワニ「パラリゲーター」科の化石発見 早稲田大など

発見されたワニのイメージ、小田隆氏作成

早稲田大学と東京大学、久慈琥珀博物館のグループは11日、現生のワニに近縁で白亜紀に生息していたパラリゲーター科のワニ類の化石を岩手県久慈市で発見したと発表した。日本では2番目の中生代ワニ類になる。

発見されたワニは体長3mで魚だけでなく、硬い骨格をもつ生物を食べていたと推測されている。カメや恐竜などを捕食していた可能性がありそうだ。これまで日本で発見されたワニの化石は、福井県のゴニオフォリス科のみで2種類目の科となる。