鹿児島大学と海洋研究開発機構(JAMSTEC)、九州大学、ピリカのグループは、ごみ拾いSNS「ピリカ」と画像解析AIを用いて街中のごみ量を分類して可視化するシステムを開発した。
海洋プラスチックの8割は街の生活ごみが原因とされる。削減に向けた対策を考える上で、街のどこが、どの程度、何のごみで汚染されているかを見える化することが重要だ。
開発システムは、それらをスマートフォンのアプリとAIで実現できる。汚染源の場所や品目を特定し、対策の立案をすることも可能だという。街の清掃活動の効果分析にも貢献できそうだ。
ピリカは公式ページ(https://sns.pirika.org/)からダウンロードすることができる。
研究グループは「一般の方々がスマホアプリを通じてデータ収集に参加することで、我々のシステムが各地域に特化したものに発展していくとよい」とコメントしている。