NTT東日本
NTTとユーグレナは、中性子線照射による遺伝子変異を用いた藻類の品種改良に世界で初めて成功した。藻類の二酸化炭素(CO2)吸収量の向上を図ることなどで気候変動による課題の解決につながる技術と期待されている、3日付の英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載されている。
両者は「活用目的に合わせて有用性を高めた藻類の品種改良・生産を行うことで、温室効果ガスの削減やエネルギー資源の生産だけでなく、農林水産飼料の創出など気候変動に関連する様々な課題への解決策を提供することを目指す」と力を込めている。