中部大学の三上仁志准教授は、学生106人を対象に目標をやり抜く力である「グリット」と英語のGPAとTOEICの成績の関係性を調べた。グリットが英語力向上に影響することが分かっている。
研究では、質問紙を使用して言語学習を成しとげる力である「L2グリット」の強さを測定。興味の要因の結びつきの強さを検証する統計手法を用いてL2 グリットと英語授業のGPA、TOEIC®得点の関係を調べた。
その結果から、L2 グリットが英語授業のGPA とTOEIC®の得点のそれぞれを統計的に説明することが判明した。これは、日本の英語教育でL2グリットの育成を目指すことの重要性を支持するものだとしている。