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サーキットトレーニングが認知機能や腸内細菌に与える影響 メカニズムを解析 東北大とカーブス

サーキットトレーニングのイメージ

東北大学とフィットネスクラブの「カーブスジャパン」は18日、たんぱく質解析を通じて、ストレッチなどを組み合わせたサーキットトレーニングが腸内細菌、認知機能、抑うつといった心理に与える影響を包括的に解明する研究を開始すると発表した。

先行研究から運動習慣が脳と腸、心の健康に有益な影響を与えることが証明されているが、そのメカニズムは明らかになっていない。両者は共同研究で、目標に対して行動する「実行機能」と脳機能である「記憶機能」が、サーキットトレーニングによって向上することを明らかにすることを目指す。

研究は2024年7月~25年1月末までを予定しており、40歳以上を対象に筋力トレーニングと有酸素運動、ストレッチを実施して、その効果を確かめる。