文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL
リクルートとIndeed、11カ国でアンケート 転職理由は「賃金」が最多 「AIによる職務経歴書作成」は好評

リクルートは世界の転職動向について調査を行った「グローバル転職実態調査2023」の報告書を17日に公表している。賃金を上げるために転職する人が多く、日本の就労満足度は世界的に見ても低いことが分かった。

調査はフルタイム勤務者で転職を経験している人を対象に、日本とアメリカ、イギリスなど11カ国を対象に実施。昨年10月20~11月8日までの間にインターネットで回答を得ている。

直近の転職の目的を問うと、11カ国すべてで「賃金を高めるため」が最も多い理由であった。他にも「自分のやりたい仕事をするため」と「働く勤務地を変えるため」が多数であった。

会社での本人の状況を5段階評価で聞いた設問では、日本が最も低かった。一方で、満足度の高い国はインドが最高であった。その次に中国、アメリカの順となっている。転職活動にAIが使われることについて尋ねると、「AIによる書類選考等の合否判断」が世界的に悪い印象であり、反対に「AIによる求人の推薦」や「職務経歴書の作成」は良い印象であった。