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人文機構、シンポ「デジタル・ヒューマニティーズが拓く人文学の未来」を開催 韓国・ドイツ・日本の学者が講演 7月27日

人間文化研究機構(東京都港区)は、一般の人を対象にしたシンポジウム「デジタル・ヒューマニティーズが拓く人文学の未来」を来月27日に開催する。韓国とドイツ、日本のデジタル・ヒューマニティーズ研究者が講演を行う。

講演では「文学研究から見たデジタルヒュ-マニティーズの行方」を高麗大学の金俊淵教授が発表。その後、「人文学の資料をデジタル世界に乗せて活用する」という題目で永井正勝・同機構特任教授が登壇し、「認識的徳の観点から見た日本の科学インフラ」でドイツ日本研究所のハラルド・クマレ主任研究員が語る。

デジタル・ヒューマニティ―ズ(DH)は、情報学を背景とするデジタル技術を人文学に応用する 手法。機構は「市井の人にも馴染みある学問である人文学、その人文学の未来をDHで拓くという 知的興奮を味わっていただきたい」としている。

会場は国際日本文化研究センター講堂(京都府京都市西京区)、時間は午後1~5時。定員は会場300人、オンライン500人となっている。申し込みフォーム(https://submit.jotform.com/241551833430450)から応募することができる。24日の午後5時締め切り。日韓同時通訳と手話通訳がある。