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高効率でミリ波トランシーバー技術を開発 従来比3倍の電力効率を達成 ルネサス

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によるポスト5Gに向けたシステム基盤強化の委託事業で、ルネサスエレクトロニクスがポスト5G/6Gの無線機器向けのミリ波トランシーバー技術を開発した。同じアンテナ構成で従来比で3倍となる18%の電力効率を達成している。

この技術を無線機器の中のトランシーバーICに適用することで極めて少ない遅延時間を実現することが可能となる。人工知能(AI)や仮想現実(VR)アプリケーション、車とモノをつなげるV2Xテクノロジーなど新技術に貢献しそうだ。

ルネサスは「技術を活用したトランシーバーICの製品化に向けて、市場のニーズを踏まえて、特性改善と最適化を行っていく」としている。