高知大学の谷内恵介准教授と日本触媒が産学連携し、日本医療研究開発機構(AMED)に応募した「膵がんに対する核酸製剤の非臨床安全性試験を実施するための実施計画書確定と体制構築」が採択された。
事業では日本触媒との連携を強化して世界で初めてのがん領域の核酸医薬品の認可を目標として、製剤製造に向けた体制作りと安全性を確認するための非臨床安全性試験の実施計画書を確定したい考え。谷内准教授らは「世界に先駆けて画期的な膵がんに対する核酸医薬品の実用化を目指し、国内に留まらず海外へと広く普及させるために研究開発をより一層加速させたい」と意気込んでいる。