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新たなドローン着陸技術「EAGLESPort」 約4割の時間短縮 精度も向上 東北大

東北大学は、特許取得済みの複数ドローン着陸技術「EAGLESPort」が、風の強い条件下でのドローンの着陸性能を大幅に向上させることを初めて明らかにした。これまでの垂直方式に代わるこの技術は安全で迅速な着陸を可能とし、実用範囲を拡大しそうだ。

ドローンの利用は、物流や救助活動、農業など多岐に拡大している。だが、風の強い条件下での精密な着陸と複数台運用時の着陸場所の確保は大きな課題であった。東北大はそうした問題解決のため、EAGLESPortを発明。勢いを保ったままや強風化での着陸も可能としていた。

EAGLESPortの着陸速度と制度を確認したところ、従来の垂直方式と比較して35%時間を短くし、精度も向上していたという。さらに、多くのドローンの運用にも太陽可能だと分かっている。

東北大は「ドローンの自律的な着陸が可能となり、実世界での幅広い応用が期待できる」と評価している。