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こども家庭庁、新看板を披露  〝ふぞろい〟は「多様性」

こども家庭庁は、新たに完成した同庁の看板除幕式を7月28日に東京・千代田区の霞が関ビル21階にある同庁「こどもまんなかひろば」で執り行った。

披露された新看板は、今春のこども家庭庁発足にあたり、子どもたちが習字で一文字を書いた〝こどもまんなか〟〝こども家庭庁〟の文字を組み合わせたもの。霞が関ビルのルールにより、玄関となる廊下に設置することができないため、多くの人々が目にすることができる「こどもまんなかひろば」に設けられた。

除幕式には小倉将信少子化担当大臣と看板の文字を書いた子どもたちが出席。子どもたちが一文字ずつ書いたため、字がそれぞれ異なる字体となっているが、小倉大臣は、「字はふぞろいでも個性がある。子供や若者の個性を発揮し、多様性のある社会をつくりたい」と、同庁の政策の柱である〝こどもまんなか社会〟の実現に向けて気持ちを引き締めた。