学習アプリサービスを展開するスタディプラスは、同社の学習管理アプリ「Studyplus」で生徒らの進路変更に関する調査を行った。大学を知るきっかけは「学校や塾の先生からの紹介」が5割弱、「家族から」が約4割だったが、以下は約22%のユーチューブや大学進学情報サイト、エックス(旧ツイッター)などをはじめデジタル上での認知が占めた。志望校変更の理由は「模試等の結果が良くなかった」が約40%程度だった。
昨年12月6日~8日にかけてStudyplus上で全国の高校3年生や大学生などを対象に「受験生進路モデル調査」を実施、 840人から回答を得た。
大学を知った切っ掛けは何かと問うと「学校や塾の先生からの紹介」48.8%で最多。次に「学校の先輩・友達から」が41.9%、「家族から」が38.8%であった。検討した大学に興味をもったきっかけは「学部」が最も多く、「偏差値」「立地」と続いていた。
春から秋にかけて検討する大学が変化した理由を尋ねると、「模試等の結果が良くなかった」が約4割。「オープンキャンパス等に行って気持ちの変化」が約3割、「志望学部の変更」が3割弱となっていた。
スタディプラスの担当者は「受験期の春から秋にかけて志望校を変更するような傾向もある」とし「受験生を取り巻く環境を注視し、時期や内容にも考慮したコミュニケーションがより一層求められる」と考察している。