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牛乳ぜひ毎日! Jミルクが2100カ所でイベント 日本栄養士会「栄養ワンダー」に協力

生乳生産者、乳業者及び牛乳販売業者の業界団体である一般社団法人Jミルクは今年度、公益社団法人日本栄養士会が定める「栄養の日」(8月4日)と、「栄養週間」(8月1日~7日)に特別協賛する。具体的な活動として、この期間を軸に全国的に開催されるイベント「栄養ワンダー」で、乳業メーカーや牛乳販売店などの協力を得て牛乳を提供するなど、全国約5300人の管理栄養士・栄養士を通じて、牛乳の栄養・健康面の価値を幅広い層の消費者に伝える。

日本栄養士会は管理栄養士・栄養士約5万人により組織される職能団体で、「栄養の日」や「栄養週間」は2016年に制定。今年の統一テーマは「間食の、すすめ!」。

「栄養ワンダー」は、全国の管理栄養士・栄養士の活動先で開催される栄養に関するイベントの総称で、今年度は6月24日から8月31日の期間で行われる。全体の実施先は約2300カ所にのぼる予定。

Jミルクは、このうち約2100カ所(保育所、幼稚園、学童保育、大学を含む学校、企業、病院、高齢者向けホームや介護施設、スポーツクラブ、地域イベントなど)の実施先に関わる。Jミルクが関わる実施先の参加対象者は、子どもから大人まで約23万人に上る見込み。

これらの実施先では、日本栄養士会制作の冊子「栄養ワンダー・ブック」や、Jミルク制作の「土日ミルク」ポスター、「Ca200+(プラス)をとろう!」のシール、「トッピングメニュー」のリーフレットなど啓発ツールの提供といった企画を用意する。

また、全国の乳業会社や牛乳販売店などの協力を得て、牛乳(200㍉㍑)計約23万本を提供する。

こうした取り組みを通して、子ども・保護者層向けには、学校が休みなど給食のない日は極端に子どもたちのカルシウム摂取が不足している実態を踏まえ、牛乳を毎日とることの重要性について栄養指導する「土日ミルク」の啓発活動、家庭での間食も含めた牛乳のとり方を提案する。

また、大人(高校生以上)向けには、毎日が“給食のない日”で、かつカルシウムが不足している状態であることから、「土日ミルク」が大人にとっては毎日のことであることの意識啓発と、毎日の間食も含めた食事での牛乳のとり方の提案を目指す。 このほかにも、「栄養ワンダー・オンライン」として、日本栄養士会指定のアンバサダー10人、推進パートナー200人が、インスタグラムによる期間内の「土日ミルク」の啓発活動、乳和食などの料理レシピの投稿を推進する。