NTTドコモと日本電信電話(NTT)は、第6世代移動通信⽅式に関する実証実験の協⼒体制を拡⼤するため、新たに海外オペレーター「SKテレコム」と⾼周波⽤⾼性能測定器のメーカー「ローデ&シュワルツ」の2社と6Gの実証実験の協⼒に合意した。
ドコモとNTTは富士通など3社と連携して6Gのさまざまな周波数帯を想定した実証実験を推進してきた。
新たに連携に加わるSKテレコムは、AI技術の活⽤による伝搬環境に合わせた無線インターフェースの実証実験に参加。ローデ&シュワルツは、無線センシング評価のためのチャネルモデルの検討を進め、性能評価を⾏う予定だ。
ドコモとNTTは「今後もさらにパートナーを拡⼤し、各社の強みを活かしたさまざまな取り組みを推進する予定」とし「6Gの研究開発を加速させ、世界的な6Gの標準化や実⽤化に向けた検討に貢献していく」とコメントしている。