公益財団法人交通遺児育英会は、4月1日から新たに「英語検定試験費用補助」を開始すると発表した。対象とする英語検定は、実用英語技能検定(英検)やTOEIC、TOEFLなど7検定。同会の全奨学生を対象とし、1人あたりの受験回数や金額に上限はない。
英検は大学等が指定している級に合格すると、調査書や英語の試験で加点を得ることができる。入学後も英検1級、準1級などを取得していると、英語科目の単位が認定されることがある。
また、英検は海外留学の際に、北米を含む約400大学・カレッジから留学時の語学証明として認定される。もちろん、高い級を取得することで、就職や転職にも役立つ。
2022年度の志願者総数は420万5920人で、2015年の1級合格率は12.0%。受験料は1級1万2500円、準1級1万500円などとなっている。