科学技術振興機構(JST)は、全国の高校生が学校対抗で科学の力を競う「科学の甲子園全国大会」を、来月15~18日までつくば国際会議場(茨城県つくば市)とつくばカピオ(同)で開催する。
大会では理科、数学、情報から得た知識を活用する「筆記競技」、科学技術を総合的に用いる「実技競技」が行われる。実技は地学、化学、総合の3分野に分けて開催され、計7時間50分をかけてそれぞれの競技に取り組む。
今大会は全国から704校、8042人がエントリー。各都道府県から選抜された47校が1、2年生6~8人のチームで総合点を競うという。
JSTは「事業の実施を通じて、科学好きの裾野を広げ、生徒が才能を十分に発揮し、切磋琢磨する機会を提供していく」とコメントしている。