日本商工会議所(小林健会頭)は、「日商ビジネス英語検定」をリニューアルし、今年度から、スピーキング、リスニングの問題を導入するなど、ビジネス現場で必要とされる〝即答力〟を重視した新たな形式・内容で施行する。今年10月15日㈰の本番試験に先立ち、実際の試験に準じた形で試験内容を体験できる「第2回公開プレテスト」を7月30日㈰に実施する。
【第2回公開プレテスト(無料)】
◎実施日:7月30日㈰(※受験する時間帯は申込時に複数の時間帯から一つ選択)
◎申込受付期間:7月18日㈫午後2時~25日㈫正午
◎定員:120名(申込受付期間内であっても定員に達した時点で受付を締め切る場合がある)
◎申込方法:受験者本人が、商工会議所検定ホームページ「日商ビジネス英語検定」(https://www.kentei.ne.jp/english )のページから申し込む
◎試験方式等:本番試験に準じた形(IBT方式)で実施
■出題形式:スピーキング、リスニング(択一式)、リーディング(択一式)
出題数 60 問 解答時間約 30 分
■試験結果:後日、スコアレポート(非公式)をサイト上で確認可能
◎留意事項:受験に必要な環境整備(インターネット回線、必要機器等)に係る費用は、受験者自身の負担となる
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プレテストは、学生等のビジネス英語学習者およびビジネス現場で英語を使用する就業者等に対して、新しい試験方式の周知を図るとともに、無料で自宅等のPCで手軽に事前体験することで、「実際のビジネスシーンではどのような英語力が求められるのか」「自身の現在の英語レベルはどの程度であるか」などを確認し、ビジネス英語の学習に役立ててもらうことを目的としている。
今年3月に実施された第1回プレテストには約100名に受験。受験者の6割超が20~40歳代の就業者だった。プレテストを受験者からは「(ビジネスシーンで)実際に使えそうな表現が多く、学びが多かった」「自己啓発の勉強から始め、ゆくゆくは社内で必要な資格の一つとしていきたい」などの声が寄せられているという。
日商では、サンプル問題など学習のための情報提供をはじめ、試験に関する情報を「日商ビジネス英語検定」のページ(https://www.kentei.ne.jp/english )で順次公開している。