科学技術振興機構（ＪＳＴ）は戦略的国際共同研究プログラム（ＳＩＣＯＲＰ）「日本－カナダ国際産学連携共同研究」で新規課題の採択をした。京都大学や東北大学、東京理科大学などのチームの課題が選ばれ、３年間の研究支援が受けられる。

ＳＩＣＯＲＰは、文部科学省が特に重要なものとして設定した分野において、他国と共同で研究提案の募集を行う。選ばれた研究課題には３年間で研究費（上限５８５０万円）が支援される。「日本－カナダ国際産学連携共同研究」では、カナダ国立研究機構と共に「Ｗｅｌｌ Ｂｅｉｎｇな高齢化のためのＡＩ技術」分野の２国間共同研究課題の募集をした。

今回は京都大らの「社会的会話エージェントとスマート行動モニタリングによる高齢者生 活 支 援 プ ラ ッ トフォームの実現」と東北大などの「先進遠隔医療のための在宅デジタル高齢者総合機能評価の開発」、東京理科大らの「介護作業支援を行う知能ロボットの開発」が選出された。