文化庁では、全国の博物館等を巡回して行う「発掘された日本列島2023」展を9月16日から山梨県立考古博物館、11月11日から対馬博物館で開催する。また、アフター発掘された日本列島2023展を来年1月20日から平城宮いざない館で開催する。
「我がまちが誇る遺跡」3企画、「新発見考古速報」10遺跡、計約480点を出品する予定。
我がまちが誇る遺跡では、今回は、全国屈指の貝塚密集地帯として知られ、貝塚研究をリードしてきた宮城県、「日本窯業の源流」ともいえる猿投窯の通時的な変遷から、古墳時代から現代まで続く日本のやきもの文化を描く愛知県名古屋市、古墳時代中期以降の河内平野の開発から、近年発見された称徳天皇の由義寺まで、物部氏をキーワードに物語る大阪府八尾市を取り上げる。