元日に発生した能登半島地震は、子供たちの〝学び〟に関しても、甚大な影響を与えている。小中学生の家庭学習を支援する「ドリームエデュケーション」は、オンライン学習サイト「まなぶてらす」で、受験を控えた被災中学・高校3年生を対象に、メタバース自習室を15日から無料で開放する。同社は今回の取り組みを通して、「被災地の受験生の不安が少しでも軽くなれば」としている。
メタバース自習室は、画面上に表示される仮想世界空間に準備された「まなぶてらすの自習室」で、自分のアバターを操作して着席したり、先生のところまで足を運んだりしながら、自習を進めていく。パソコンやタブレット、スマートフォンで気軽に参加することが可能。
まなぶてらすが対応可能な相談内容は「わからない問題の質問(主要5教科可)」「面接の模擬練習」「学習計画の立案」「メタバース自習室の利用(講師常駐)」「苦手分野のフォロー」。利用可能期間は15日~来月10日まで。時間は月~土曜日の午前10~午後10時までとなっている。