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入試改革を考える会など4団体 「EAST―J」の実施状況調査を求める要望書を都に提出

入試改革を考える会など4団体は、東京の中学校で高校入試のために実施される英語スピーキングテスト「EAST―J」の受験者を対象とする調査を求める要望書を東京都に提出した。EAST―Jは今年度から都立高校入試に導入されている英語スピーキングテスト。パートA、B、C、Dがあり音読や英語での返答などを行う。

4団体は昨年11月26日~12月3日にかけて任意のアンケート調査をオンラインで実施、266件の回答を得た。

その結果、「周りの生徒の解答する声が聞こえ、何を言っているか分かった」との解答が86件に上ったという。4団体は他の受験者からヒントを得て回答したケースが相当数発生した可能性を指摘。その場合に、「入試活用を中止するなどの対応が必要になる」と主張している。