小中学校のテクノロジー教育を進めるNPO法人「みんなのコード」は、来月2日に「未来の学校教育を考える円卓会議 〜 学校・行政・アカデミア・民間企業…みんなでデザインする情報教育〜」を開催する。
2030年代の情報教育を構築するため、学校関係者、教育行政、学識経験者、企業関係者らと共に活発な議論が行われることが必要。また、次期学習指導要領改訂に向けては、2024年頃から文部科学省中央教育審議会で、2030年代の教育に関する議論が本格化することが予想されている。
■今年度は提言活動を加速させる〝重要な一年〟
みんなのコードは、今年度を〝関係者が一丸となって2030年代の情報教育の重要性を議論する等の提言活動を加速させるべき重要な一年〟と位置付け、多くの関係者と対話を重ねてきた。加えて、情報教育関係者同士の繋がりも創出してきた。
円卓会議は、これらの取り組みを土台に、関係者が一堂に会して、それぞれの専門領域を超えた課題や取り組みを共有することを目的とするもの。トークセッション、「未来の教育について」のプレゼンテーション、ワークショップの3部構成。1・2部では文化庁次長の合田哲夫氏や公立はこだて未来大学の美馬のゆり教授、アマゾンウェブサービスの尾島菜穂氏などが登壇する。
イベントは午後3時~6時30分まで開催。会場はベルサール西新宿(東京都新宿区西新宿)となっている。