大和ハウス工業㈱と川崎市は14日、同市にある研究拠点「キングスカイフロント」で開発を進めてきた研究施設4棟とホテルからなる「殿町プロジェクト」の完成を発表した。拠点内のにぎわいと交流をさらに活性化していきたい考えだ。
殿町プロジェクトは両者が〝にぎわい・交流機能〟の創出をテーマに東京ドームと同規模の敷地に生み出した。研究施設はライフサイエンス企業の研究拠点として活用することができ、建ったホテルは世界初の使用済みプラスチック由来低炭素水素とバイオエネルギーを活用した建物となっている。
両者は「今後殿町プロジェクトは、地域に開かれた施設として研究者や学生、地域住民などの交流イベントを開催するなど、にぎわいと交流をさらに推進していく」としている。