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新しい価値創出する言語モデル創出などを推進 NTTとSakanaAIがAI研究で連携協定 

日本電信電話㈱(NTT)とSakanaAI㈱は、サステナブル社会の実現に向けて、小型で多様なAI同士が協調するアーキテクチャの研究開発に関して協力することを定める連携協定を締結した。AIを用いた複雑な社会課題の解決を目指す。

SakanaAIはグーグル・ブレイン社の日本部門統括として指揮してきたDavid Ha氏らが立ち上げたAI企業。NTTとSakana社は、 AI同士を効率的に連携させることで、単一のAIモデルの省電力化などに取り組んでいく。

連携では主に「複数の小型AIを連携させるAIコンステレーション技術の創出」と「新しい価値を創出する言語モデルの構築」に共同で推進する。

NTTの川添雄彦代表取締役副社長は「SakanaAI社と連携することで、国内のみならずグローバルに新しいAIアーキテクチャを提供していけると考えている」と述べ、「さらには、AI同士が連携することで、新たな集合知が生まれていく未来にとても期待している」とした。