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ブリティッシュ・カウンシル 設立70年の抱負を発表 「高等教育における連携」など3分野に注力

英国の公的な国際文化交流機関「ブリティッシュ・カウンシル」は、日本での設立70周年を迎えた。今後、大きく三つのテーマで日英の交流をさらに促進していく考えを示している。

発表によれば、今後の目標は「持続可能な両国の繫栄を視野に、教育における若者の国際化を支援」「高等教育における連携」「文化芸術の力でクリエイティブな社会を築く」の3点。

一例をあげると、研究者間の学術協力や人的交流を促進していく。ブリティッシュ・カウンシルが構築した日英の12大学によるプログラム「RENKEI」は今年で11年目を迎えたが、今後も共同研究や産業界との連携を深めるという。全国の学校における英語教育を支援する活動も行っていく考えだ。

ブリティッシュ・カウンシルは「日本からの留学生も順調に回復しているが、米国への留学生数には及ばない。今後一層、日本人学生の英国への留学を推進していきたい」などとコメントしている。