ベネッセ教育総合研究所と東京大学は「子どものICT利用に関する調査」の結果を発表した。ICT機器を使う頻度が高く便利にも感じてもらえている一方で、目の疲れなど不満に感じている部分もあることが分かった。
小学4年~高校3年生の9182人を対象に、今年2~3月の期間で調査を実施。子どもたちのICT機器利用に関する意識や実態をアンケート形式で調査した。
学校でICT機器を使う頻度を問うと、「週5日」が最多で約30%、「週1~2日」「週3~4日」と続いた。利用意識を聞くと、およそ8割が「ICT機器を使う授業は楽しい」と回答して6割が「ICT機器を使う授業を増やしてほしい」と答えた。
一方で、「目が疲れる」「インターネットにつながらなくて困ることがある」「ICT機器を壊してしまわないか不安」などの返答も半分以上でみられた。