日本電信電話㈱(NTT)は台湾の電気事業者「中華通信」と、高速大容量通信「IOWN」による国際ネットワーク接続の実現に向けた基本合意書を25日に締結した。中華電信は、台湾の時価総額ベスト5に入る企業で、電気通信業ではトップに位置している。
今後両社は、ネットワークから端末まで全てを光でつなぐ「オールフォトニクス・ネットワーク」を中心としたIOWN技術による、日本と台湾間の国際ネットワーク接続の実現などを目指す。
NTTの島田明代表取締役社長は、「卓越した技術と豊富なグローバルビジネスの経験があるNTTと中華電信が協力してIOWNの国際間通信に取り組むことは、IOWNの技術開発およびサービス展開を強力に加速させることになる」とコメントしている。