企業メセナ協議会は「メセナアワード2023」の受賞活動を決定した。大賞にはセガサミー分化芸術財団が選ばれた。2022年4月~23年3月31日までに実施した活動163件が評価され、トップに輝いた。
大賞の授賞理由はアーティストに作品創作の場を提供してプログラムを企画、社会に開かれたダンスハウスとして交流を生み、舞踏の発展と改革に向けて挑戦しているところが受賞につながったという。
ほかにも優秀賞として、清水建設や日機、広島マツダなど5社が選ばれている。学習機会と体験の場の提供や伝統技術の保存と後継者育成への取り組みなどが結果につながった。
今年のメセナアワードは昨年度1年の芸術文化振興につながる活動について、163件を対象に選考した。同賞が創設された1991年~2022年までに241件の活動が表彰を受けている。