中央大学の生田目崇教授らの研究チームとコネヒト㈱は25日、母親が利用するアプリ「ママリ」のビッグデータを活用した共同研究を開始した。
コネヒトは、母親向けのQ&Aアプリ「ママリ」や情報サイトなどを運営するとともに、自治体や企業向け産休・育休取得支援などを展開している企業。所在地は東京・南麻布。
共同研究では、コネヒトデータの特徴である〝独自性〟〝子育て世帯の建前のない本音がわかる〟〝データ量〟を生かして、妊娠や出産、子育てに関する社会問題の解決を目指す。生田目教授は「未就学児とひとくくりにされていた層が中心だが、実際に月齢や年齢でニーズがどんどん変化する。そうしたきめ細かい分析が今回の共同研究で可能になる」としている。