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「CBTの世界へようこそ」大学入試センターが11月にシンポ

コンピュータを用いた試験「CBT」。採点のスピード向上や紙のテストでは出題できない素材の出題など多くのメリットが秘められている。一方で、紙のテストと比べたときの不安定さや業務の過重負担などがハードルとなって、なかなか一歩踏み出せない大学関係者も多数みられる。

大学入試センターは、シンポジウム「CBTの世界へようこそ CBTシステムTAOと試験環境づくりのいろは」を11月12日午後1時30分から開催する。Zoomによるオンラインで実施する。参加費無料。定員800人。

イベントでは「なぜ、今、大学入試センターでCBTか」「CBTの業務をどうしたらラクにできるのか」「基礎からわかる国際標準基準規格QTIとTAOのメリット」の3テーマでそれぞれの専門家が意見を発表。その後には「CBTの普及に向けて必要なこと」を題目に宮本友弘教授らがクロストークセッションを行う。

同センターは「できるだけ多くの方に、CBTへの親近感をもっていただくために3件の話題提供とクロストークセッションを行う」と説明。CBT調査研究を大学入試センターが牽引しようとする背景について説明した後、簡便かつ効率的に受験者端末を設定する方法、オープンソースのCBTシステムの機能とメリットなどについて解説します」としている。