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RESTEC 内閣府の「リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」で採択

リモート・センシング技術センター(RESTEC)は22日、内閣府が公募する「令和5年度 課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」で採択されたと発表した。

このプロジェクトは衛星データを活用したサービスを提供する側とそのサービスを利用する側がチームとなることでニーズを踏まえた「真に使えるサービス」の創出を図るものだ。

RESTECは参加理由について、森林管理などにおいて、衛星データ利用による森林の状況把握がコスト縮減の面で有効だが、精度評価が不十分で利用に向けた検討が進んでいないことを問題視。

「展開するサービスや海外のサービスを対象に、精度に影響をおよぼすと考えられる土地の傾斜や立木密度が異なる森林において、その制度を体系的に整理し、衛星データ利用が有効な条件を明確にすることで利用の推進を図る」としている。

同プロジェクトの今年度の応募件数は17件で、採択期間は5件であった。