AIを活用したアダプティブな対話式ICT教材の開発と提供を行う㈱すららネットが提供するICT教材「すらら」が、鳥取県の特別支援学校で導入される。一般の子どもだけでなく障がいのある子に対する学びの提供が期待されている。
すららは、小学校から高校までの国語、算数・数学、英語、理科、社会をあわせて5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて進めることができる教材。初めて学習する分野でも一人で学べることが特長で、学習塾をはじめ、小・中・高校、高等教育機関、個人学習など幅広く活用されている。
同県ですららネットのICT教材の活用が広がる中、病弱特別支援学校でのすらら導入を検討していく中で、他の障がい種の特別支援学校でもどのように活用できるか実践することとなった。
同社の湯野川孝彦代表取締役は「すべての子どもたちが持つ学びの機会を、すららを通じて提供していくことは我々のミッション。今回、児童生徒一人ひとりの障がいの状態や発達段階に応じたICTの有効な活用方法を現場の先生と検討しながら見いだしていき、全国へ広めていきたい」と意気込んだ。