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12月の大学生内定率8割強 短大生は約7割 私立は男子・国立は女子が奮闘 文科省と厚労省

厚生労働省が入る中央合同庁舎5号館

文部科学省と厚生労働省は24日、昨年12月1日時点の大学生の就職内定率は84.3%で前年の同じ月から1.7ポイント低下したと伝えた。また、短期大学生の内定率も前年同期比1.5減の65.2%だった。高等専門学校は96.2%、専修学校は72.8%となっている。

文科省は全国の112校の6520人を対象に調査を実施。電話と面接によって内定状況を調べている。

男女別で見ると、全体の女子大学生の内定率は85.5%。男子学生よりも2.2ポイント高かった。さらに国立と私立で比べると、国立男子は82.4%、私立男子は83.6%で私立の方が数字が大きかった一方で、女子は国立が86.5%で私立よりも1.3上だった。

文理ともに内定した割合は8割強で、地域別で確認すると、関東のみ9割を超えて、昨年より0.6ポイント増えた。次に、中部と近畿が続いている。