宇宙産業の活性化や宇宙業界の新事業創出をサポートする㈱DigitalBlastは14日、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の後継機となる日本モジュールの運営事業の事業化調査にあたり、技術支援に関する契約を三井物産㈱と締結したことを発表した。
これは宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「民間主導の地球低軌道有人拠点事業における米国商業宇宙ステーション接続型日本モジュールの概念検討」で、事業者として選定されている三井物産のパートナー企業となることを意味する。
モジュールの概念検討は、三井物産が事業者となり、パートナー企業と連携して民間企業自らが保有する日本モジュールの開発仕様やスケジュール策定などについて調査し、新型宇宙ステーション補給機の一部改修開発をベースに事業化が検討されているもの。
DigitalBlastは「これまで培ってきた経験や知見、ノウハウを生かし、技術的観点から調査をサポートし、さらに加速が見込まれる地球低軌道(LEO)経済圏の構築に貢献したい」としている。